記事の結論
- プール・ジム・サウナなどの共用部分がフィリピンのコンドには大抵ついている
- トイレ、お風呂など水回りの部分は日本のタワマンの方が優れている
- 日本と比べて管理スタッフがとても多い
フィリピン不動産のコンドミニアムとは
フィリピン不動産で最も人気なのはコンドミニアム投資
コンドミニアムとは
コンドミニアム(Condominium)とは、分譲タイプの集合住宅のことで、日本でいうところの分譲・賃貸マンションとなります。フィリピンの不動産は3つに分類することができ、タウンハウス、コンドミニアム、ハウスです。タウンハウスは日本で言うところのアパート、コンドミニアムはマンション、ハウスは一軒家となります。
コンドミニアムとタワーマンションの違い

コンドミニアムとタワーマンションの意味は殆ど同じです。日本では一般的に20階以上の共同住宅をタワーマンションと呼びますが、コンドミニアムは必ずしも高層であるとは限りません。コンドミニアムという言葉の定義は一律で決まっているわけではなく、フィリピンでは戸数が多く、高級であれば低層でもコンドミニアムと呼びます。コンドミニアム≒マンションだと考えていただくと良いでしょう。

共同住宅のことをマンションと呼んでいるのは日本だけで、本来英語でマンションは「豪邸」「大邸宅」という意味であり、日本で言うマンションを英語でいうとコンドミニアムとなるのです。
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海外コンドミニアムと国内タワマンの比較
フィリピンのコンドミニアムは日本の高級マンションと何が違うのか?
プールやジムなど共用施設が優れている

プール:国内タワーマンションの場合ですと、リゾートマンションもしくはごく一部の高級タワーマンションにしかプールはついていませんが、フィリピンのコンドミニアムにはグレードが低い物件でもプールがついています。基本的には外プールが多いですが、一部街の中心部のデザイナーズ高級コンドミニアムの場合には内プールもあります。
ジム:フィリピンのコンドミニアムにおいては大抵本格的なジムがついています。特に戸数が500戸以上の場合には、ジムがないコンドミニアムを探すのは困難なほどです。国内のタワーマンションの場合においても、ジムがあることは珍しくありませんが、多くの場合ランニングマシーンやサイクリングマシンが数台ある程度の小規模のジムにとどまり、ウェイトマシン(ベンチプレス台やレッグカールなど)がおいてあることは稀です。
サウナ:フィリピンの場合、新しい高級コンドミニアム(1Bedroomで2000万円〜)であれば大抵サウナがついています。サウナのみならず、スチームサウナが併設されている場合もあります。
キッズルーム:フィリピンのコンドミニアムの場合、子供になんらかの配慮をされた施設が用意されているのが一般的です。具体的には、キッズルームといわれるおもちゃやボールプールなどがある部屋や、屋外の遊具、子供用プールが設置されています。

フィリピンコンドミニアムに住んだことで「これまでのサウナ代やジム代が一気に浮いた」という声をよく聞きます。
セキュリティが厳しい
24時間常駐管理:フィリピンのコンドミニアムの場合、真夜中であっても警備のスタッフが何名もいることが基本です。高級コンドミニアムだけでなく、タウンハウス(日本で言うアパート)であっても警備員が常駐しています。
ゲストが訪問するときの対応:友人や家族など居住者以外の方が自分の部屋を訪れる場合、入館記録を書くのに加えてID(パスポートやACRカード)を預けることが義務付けられている物件が多々あります。コンドミニアムによっては、セキュリティが部屋まで入ってくる
部屋まで配達物が届かない:フィリピンのコンドミニアムでは、セキュリティの関係で配達員が建物の中に入ることが禁止されています。そのため、配達物があった場合にはロビーに預けてもらうか、自分で建物の前まで取りに行く必要があります。食べ物のデリバリーなども同様です。重い荷物の場合は、コンドミニアムのスタッフが台車を手配してくれたり、代わりに運んでくれる場合があいrます。

深夜に日本で鍵をなくして、次の日の朝9時まで家の外で待たされたことがありますが、フィリピンで鍵をなくしたときはすぐにスタッフの人が対応してくれて、部屋に入れました。
管理スタッフの多さ
常にスタッフがたくさんいる:ロビーの受付、プールのライフガード、ジムの受付、清掃員など1つのコンドミニアムにたくさんの人員が配置されています。日本と比べて管理が非常に行き届いていて、清潔に保たれています。
有人の荷物預かりサービス:大半のコンドミニアムでは、ロビーで荷物を扱ってもらえるサービスがあります。預かってもらった基本的には自分でロビーに取りに行くか、電話して運び足してもらう形となります。自分で取りに行かない場合は、1週間〜2週間の間隔で部屋まで配達してもらえます。
部屋に備え付きの内線:ホテルに直通ロビーにつながる電話が備え付けられているように、物件によっては部屋に管理スタッフ直通の内線が備え付けられています。荷物を運び出したい時や緊急の時にすぐにスタッフを手配することができます。

ロビーでナマモノは預かってもらえないため、ナマモノを受け取る場合には自分で建物の下まで取りに行く必要があります。
水回りの充実度
ユニットバス:日本のタワーマンションには大抵浴槽がついていますが、フィリピンのコンドミニアムに基本的にシャワーのみとなります。またユニットバスが基本です。
トイレットペーパーが流せない:フィリピンの場合には、排水管が細い関係でトイレットペーパーを水に流すことができず、使用済みの紙はトイレ横のゴミ箱にいれます。基本トイレの隣には汚れを洗うための水が出るホース(フィリピン版ウォシュレット)がついています。
洗濯物は部屋干し:浴室乾燥はついておらず、コンドミニアムの規則によって外干しはできない場合が多いため、洗濯物は部屋干しもしくは乾燥機で乾かす形となります。コンドミニアムがある場所には大抵クリーニング店があるため、そちらを利用して選択される方も多くいらっしゃいます。

グレードの高い物件や物件の広さによっては浴槽がついているものもありますが、風呂トイレ別であることは滅多にありません。