ザ・ビーコン/ The Beaconの内見レビュー&物件評価

この記事の著者

アベ教授

フィリピン不動産ブローカー”アベパッド”代表。マニラ在住。マカティ、BGC、マンダルヨンエリアの中古コンドミニアム売買を専門的に扱う。自身もコンドミニアム保有。著書「フィリピン不動産で人生変わった」

The Beaconの概要

日本人街のど真ん中にある良コスパ物件

1分でわかる物件情報
物件名The Beacon/ザ・ビーコン
エリアマカティのレガスピエリア
価格帯800万円台〜(1円=2.5ペソ換算)
想定賃料Studioタイプ(21sqm) 2万ペソ〜
階数44階建て
デベロッパーGeo Estate Development / New Pacific Resources Management
竣工年2011年
物件情報は全てRoces Tower(ロセスタワー)のもの

The Beaconは、リトル東京にあるRoces tower(2011)、Arnaiz Tower(2012)、Amorsolo Tower(2016)の3つのタワーから成り立つコンドミニアムです。タワーによって若干それぞれ内装が違い、Roces tower、Arnaiz Towerは立地、グレードの割に家賃がお手頃なため、多くの駐在日本人が住む(主に単身男性)。

ザ・ビーコンの立地

住所:Chino Roces Ave, Legazpi Village, Makati, 1223 Metro Manila

エリア情報:マカティのレガスピ(Legaspi)エリア、リトル東京の中心部に位置する。リトル東京はフィリピンで唯一の日本人街であり、多くの日本食レストランや居酒屋がひしめきあっている。周辺には、韓国人、中国人向けのスーパーやレストランも多くあり、駐在員需要が高い。

周辺環境:射撃場、ボーリング場が入っている現地人向けショッピングモール”Makati Central Square”とWalter Mart Makati(日本で言うイオンみたいなショッピングモール)が隣接。マカティ中心部、国内最大級ショッピングモールがあるグリーンベルトエリアまで歩いて15分ほど

アベ教授
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ラーメン、焼肉、うなぎまで日本食に困ることはまずありません。2022年には日本人向け本屋「南東舎書店」もオープンしており、日本人にいたせりつくせりの物件となっています。

The Beaconの内見レビュー

内装はフィリピンの中で”一般的”な感じ

画像は2Bedroomのタイプ。

ビーコンはフィリピン人は家族連れ or ルームシェア、外国人は独身が多い

ロビー。いつ行っても賑わっている

ザ・ビーコンの共用施設

ビーコンは3棟から構成され、それぞれ内廊下で繋がっている。常に人が行き来していている

24時間有人管理、ロビー、プール、サウナ、シアタールーム、ジム、駐車場、エレベーター、宅配預かりサービス

内装はホワイトタイルベースで、シンプル。ハロウィン、クリスマスの時にはロビーや廊下がデコレーションされたり、ツリーを飾ったりと管理が行き届いている。

アベ教授
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共用部は3つのタワーで共通のため、プールやジムなどが通常のコンドミニアムと比べても広めに作られています。

ザ・ビーコンの特筆点

  • 住民の層:賃料の安さと立地の良さから、中産階級のフィリピン人、中国や韓国の駐在員が多く住んでいる。
  • 物件価格の安さ:同エリアのコンドミニアムと比較すると安めで、Studioタイプが1000万未満で購入できる。
アベ教授
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ザビーコンは、ホテル(condotel)としても利用することができ、一泊5000円程度で泊まることができるので一度泊まってみるのもありでしょう。

ザ・ビーコンのここだけの話

  • 日本人オーナーが多い:日本人オーナーが多く、日系の会社の社宅として使われていることもある。ただ実際に住んでいる外国人の割合的には日本人はそこまで多くない。
  • 稼働率が高い:戸数が多く、実際に住んでいる割合が高いことから人の多さを感じられる物件。ロビーや廊下は誰かしら人がいて、賑わっている。エレベーターも混むことが多い。
アベ教授
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マカティ中心部の物件は周辺物価が高いのが一般的ですが、ビーコン周辺のスーパーやその他のレストランは現地人向けでお財布に優しいです。(ただし、リトル東京の和食屋は日本と同じくらいの値段設定)

The Beaconの物件評価

複数買いも視野にいれられる日本人向け物件

物件レビュー

物件付加価値
 (2.5)
立地(周辺環境)
 (3.5)
共用施設
 (4)
デベロッパーの信頼度
 (3)
コストパフォーマンス
 (5)
総合評価
 (3.5)

フィリピンの現地感を楽しめつつ、海外の不自由さを全く感じさせない物件。ユニット数としては、3つのタワー共通で、21平米のStudioタイプが最も高い割合を占めている。周辺エリアだと最小サイズは30から40平米が通常なため、物件のポテンシャルのわりに1物件あたりの取得費を抑えることが可能になっている。

キャピダルゲイン(売買益):戸数が多く、安価なため、物件自体の流動性が高いのが特長。建築から10年以上経っていることから、相場は安定している。短期で大きくキャピタルゲインを狙うというよりは、インカムゲインを狙いながらフィリピン不動産価格全体の上昇に合わせてキャピタルゲインを狙っていくといった物件。

インカムゲイン(賃貸収入):長期保有でインカムゲイン狙いの日本人オーナーが多い。賃貸に出した場合の借主は、主に中産階級のフィリピン人、もしくは年齢層の若めの駐在員となる。賃貸も決まりやすいため、そこまでお金をかける必要はないが、単身者が多いことから購入後、家具家電を揃え、Fully furnished(全家具付き)で募集をかけた方が良いだろう。

Trump Tower Manilaを買うべき層、買うべきでない層

◎フィリピン不動産投資未経験の方、インカムゲイン目当ての長期保有を考えている方

△ デザイナーズ物件をお探しの方、リスクを取って不動産投資を行いたい方

アベ教授
アベ教授

「物件価格が安い」「売買価格の相場も安定している」「賃貸もつきやすい」ことから、これからフィリピン不動産を始める方の1件目としては優れた物件でしょう。


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